お子様がまだ小さい間は、保護者の方がレッスンへの送迎をされることが多いのではないでしょうか?
その時、レッスン室に一緒に入るのか、入らないのか、によって保護者の方の過ごし方は様々です。
そこで今回はレッスン室に入る場合と、入らない場合の保護者の方の過ごし方についてまとめてみました。
ピアノレッスンの付き添いの際に参考にしてください。
「レッスン室には入らないで」とお子様に言われたら
小学生くらいになると、親に送迎はして欲しいけれど、レッスン中の様子を見て欲しくない、と感じているお子様は少なくないようです。
そんな時、保護者の方の過ごし方にはどのようなものがあるでしょうか。
・近所であれば、一度帰宅して、また迎えに来る。
・買い物などをして時間を潰す。
・待合場で待つ。
木村ピアノ教室の場合、待合室はございません。けれども、玄関に座ってお待ちになっていらっしゃる方もおいでです。
レッスン室には入っていないけれど、音や話している内容は聞こえるので、レッスンの様子が分かります。
しかし、お子様は「レッスン室には入らないで」と言っている以上、
レッスンが終わってから保護者の方からの”ダメだし”はお控え頂いた方が良いでしょう。
何も聞こえていない振りをして、お子様が自分からお話しされるまで待ってあげてください。
近所には「しまむら」や「コンビニ」がありますので、お買い物に出られる方もいらっしゃいます。
また、隣には小さい公園もございますので、下のご兄弟を連れていらっしゃる際には、遊んでお待ちになられる方もいらっしゃいます。
いずれの場合も、レッスンでの様子をお迎えにいらした時にお伝えするようにしています。
ですが、お子様が「レッスン室に入らないで」と言うけれど、たまにはレッスンの様子を見たい!という方はご相談下さい。
レッスン室に入って待つなら・・・
「子どもはまだ小さいし、一緒にレッスン室に入ります」
「まだ習い始めたばかりなので、様子を見たいです」
こうおっしゃる方も多いです。
レッスン室に入って、お子様のレッスンの様子を見て頂くことは、おうちでの練習にも役立つと思います。
もちろん、本を読みながら、チラッとレッスンの様子を見て頂く程度で構いません。
けれども、お止め頂きたいことが1つだけあります。
それは、スマートフォンを見ることです。
お仕事の連絡や、どうしてもスマートフォンを見なければならない時は、もちろん良いのですが、
ゲームをしたり、ネットサーフィンをしたりして過ごされるのはオススしません。
なぜなら、お子様は先生に褒められた時や、練習していった曲が合格した時、できることが増えた時、保護者の方の方を見ます。
そして、喜びを共有したいと感じています。その時は、笑顔でうなずいてあげて欲しいのです。
「良かったね」「頑張ったね」と言って頂いても、もちろん構いません。
けれども、スマートフォンに熱中し過ぎていると、お子様のそんな様子に気付いてあげることができません。
折角、得意顔で保護者の方の方を見たのに、自分のことを見てくれていない、と分かると
とても寂しそうな表情になってしまいます。
本だと、すぐに目線をお子様に方に向けられても、スマートフォンだと、それが難しいことが少なくありません。
これが何回も続いていまうと、ピアノさえもつまらなく感じてしまうおそれがあります。
子どもは大好きな保護者の方に褒められたり、認められたりすることが、とても嬉しいのです。
それは、ピアノが上達するうえで、モチベーションアップにもつながります。
1週間に1度、たった30分の間だけですので、どうか、スマートフォンを見ずに過ごして頂きたいと思っています。