ピアノを購入しようとする時、
頭に浮かぶメーカーは日本製のヤマハ、カワイ、ディアパーソンあたりで、
実際、これらのピアノを購入する方の割合がかなり多いと思われます。
それは、扱っている店舗も多く、信頼できるブランド力があるからではないでしょうか。
海外のピアノの値段は一般的な国産ピアノよりかなり、お値段は高くなります。
日本には真似できないような芸術的な素晴らしいピアノもたくさんありますが、
製造過程で手作りの部分がかなり多く残されています。
ですので、製品のばらつきもあるようです。
しかし、国産ピアノはオートメーションで工場生産を行いますので、手作りの部分は少ないです。
そういう意味では水準は高く、均一な製品ができやすいと言えます。
また、外国のピアノは作られた場所で演奏されることを前提に設計されています。
温度、湿度等、日本とは全く違う国のものなのですから、
日本で管理をするとなると、細心の注意を払って管理することが求められてきます。
さらに、そういう外国製の調律、メンテナンスを請け負っていない調律師さんもおります。
これらを踏まえて考えますと、余程のこだわりが無い場合は日本のピアノの方が扱いやすいと言えるかもしれません。